臨死体験

2012年2月、OOBEリサーチセンターは、新しい実験のために、アメリカとロシアのボランティアを集めました。 研究者は、典型的な臨死体験の描写とフェーズ体験が、感覚の面においてはなにも違いがない、という事を発見し、いつも不思議に思います。また体からの脱離、意識の覚醒、飛行、などの感覚です。

臨死体験

実験の結果、臨床死の最中の臨死体験で描写される、トンネルを抜けて光の方向へ飛ぶ、という事が、20人のボランティアによって再現されました。

実験参加者 フィリップ Y(ワイ):
朝の目覚めの時、自分の体から離れようとしましたが、だめでした。それで、イメージを変えてみたり、じっと見つめたりというテクニックを使い始めたんです。すぐその後、向こうの端に光が見えるトンネルの中にいました。光の方に飛んで行く感覚は、5秒から7秒続きました。いい気持ちで、しかも何が起こっているのか、ちゃんと分かっていました。

臨死体験

実験参加者 アナ I(アイ):
トンネルを頭に描きながら、朝、もう一度眠りの中に戻って行きました。少しすると、自分の体から引っ張りだされ、トンネルの中にいました。トンネルは狭くて、幅1メートルもありませんでした。マトリックスかクロスワードパズルの様でした。とても長く飛びました。トンネルの向こう側に光が見えました。トンネルを抜けると、死んだはずの私の猫がいて,光があふれる部屋へと連れて行ってくれました。私の祖父と祖母が、なぜか別々に部屋の隅の方に座っていました。私は彼等に挨拶をして、急いでそのからっぽの部屋から出ました。

臨死体験

実験中に得られた体験は,3000件の実際の臨死体験と比較、対比をされました。なにか違いはあったでしょうか。私達が調べた臨死体験では、臨床死の最中の描写は、全て実際の生活の光景らしいものばかりだ、という結果になりました。

臨死体験

私達はこことフェーズの中の、2つの世界に住む事ができるのだ、というだけではありません。私達の人生の終焉とまさにおなじであるというこの現象に、私達の命は結びついているのです。次にはなにがあるのか。誰だれにも分かりません、、、。